この作品は性的要素を含みます。
18歳以下の方の閲覧はご遠慮ください。
またこの作品は”抱かれたい人”の続編にあたりますのでご注意を。

















この世界。
一日にどれだけの命が生まれていて、どれだけの命がまた還っていくのか。
しってる?
世界中の人々が何億通り生き方の中で自分でひとつひとつ、足りないピースのようにを見つけ出し、歩いていく。
そんな何億もある生き方の選択の中に貴方との出会いが組み込まれていたのかと思うとあたしは。。


□ 繋がる身体 □


服を脱がせるのももどかしい。
まだ外は明るいというのに、彼の部屋のカーテンは閉められたまま。
薄いカーテンの隙間からはいってくる光りすらぼたんにはうっとうしく感じられる。
今の二人の世界に現実が無理やり邪魔してくるような気がして。

「・・このままでいいから抱いて。。」

「いたいけな高校生を誘惑ですか?」

「こんな時に学生のふりなんてしないでよ。盗賊さん。」

一分一秒も無駄にしたくない。
彼の気が変わる前に。
もつれ合うようにベットに倒れこむと、蔵馬が馬のりになってぼたんの肩をつかむ。

「・・・・後悔しないですか?」

「あたしから望んだことなのに、なんでそんなこと聞くの?」

くすりと意味深げに笑うぼたんが妖艶にみえる。
蔵馬自身も”一応”そんなことを聞いてみただけで、ここで引き下がる気など毛頭なかったが。
お互い、純情な。初めてさん同志でもなく。
まだ習いたてで性的快楽に溺れるような若者でもない。
ぼたんは思う。
・・・若者でもない?
おかしな話ね。見た目は十分若いはずよ。

「ときどきでいいの。」
「時々・・でいいから、好きだと言って。」

何で今頃こんな言葉出てくるんだろう。
ただ一方的に好きだから、抱かれたい。願いがかなえられると思ったらその先まで求めてしまう。

「・・・・この状況でいっても信じて貰えなさそうですけどね。」

半ばあきれたような困ったような顔をして蔵馬がぼたんをみつめかえす。

「今のあたしなら、何でも信じるわ。蔵馬のいうことなら全て信じるけどね。」
「俺、ウソつけない性格ですけどね。」
「それこそウソだよ。」

「あたしはウソでも信じるから。言って。」

ぎゅっと蔵馬の肩に腕を絡ませそれ以上先は貴方が言ってよ。とでもいうように目を瞑った。

「好きですよ。ぼたん」

蔵馬の唇が耳元に触れるとそれだけで体が沸騰するんじゃないかと思うくらい熱くなっていく。
冷たい彼の手と熱い自分の手が重なり合ってただそれだけのことなのに、喜びと刹那さで胸が詰まる。

「・・・・つっ・・は・・。」

彼とのキスが思った以上に気持ちよくて頭の中がモウロウとしていく。
キスがひさしぶりだから?
吸われる舌の感触に心奪われたと思うと、下唇を軽く噛まれたことに気付き、本能で自分は彼の唇をひとなめしてやる。

「はっ・・うう・・ん。。」
首筋から順に鎖骨を、そして胸にたどりつくだろうと嬉しい期待をしていたのに、また耳元にもどり、
そのじらす行為にちょっとだけ抗議したい気持ちになった。
それを知っててやってる蔵馬としてはおかしくて

「(そんなにせかさないで。)」
という顔をしてまた唇をむさぼりだした。

ぼたんの体はもうすでに彼を受け入れる準備は整っていた。
ぼたんはこっそり太ももと太ももをこすり合わせてそのことがばれないようにしているつもりだったが
彼の嗅覚がすでにそのことを感じていた。

「(まだ触れられてさえいないのにな・・)・・・蔵馬・・じらさないでよ。」
「そうですか?」

こういう時にまで冷静でいられると無償に腹がたつが突然足を開かれてもそれはそれであせるというものだが。

「では遠慮なく。」
ふわっと優しく笑った蔵馬の顔とはうらはらに、先ほどまでの優しい手つきが急に荒々しいものにかわる。

「あっ!!あぁ・・んっ・・!!!」

不思議だが、すこし手荒なくらいが女は感じてしまうものなのかもしれない。
片方の手で二つの双球をかわるがわる愛撫され、口漬けされ、残りの一手はぼたんの秘所へ伸びる。

「ここかな?」
すでに濡れている秘所を分け入り小さな蕾を指の腹で激しくこすりつけ始めた。

「あっ・・そ・・んっ・・・い・・いい・・でも・・」

「あたし・・そこは・・」

あたしの一番弱いとこ。
感じすぎる・・両足がピインとまっすぐ伸びて堅く動かない。
そこに意識が集中するあまり、しびれるような快感に耐えられなくなってきた。
「あっ・あっ・・あぁああああ!!!だめ・・だめぇ・・!!!いく・・いっちゃ・・・・う!!!」
「・・・いっていいですよ。ほら・・・」

蔵馬の指が狙っていたかのようにそのまま彼女の大事な部分へ入った瞬間。

「!!!!!あっ!!!!!」

すうっと力が抜け頭が真っ白になって意識が飛ぶ。が、休む間もなく。

「!!!」

蔵馬自身が何の合図もなくとろとろに溶けてしまったぼたんの中に入ってきた。

「あぁ!!!!!」

イッた後だというのに、また再度快感の波に襲われる。
熱い。

「はっ・・・・・ぼたん。。好きですよ。」

熱い吐息を耳元で感じながらけだるい体全部を彼に預ける。
意識が朦朧としながらも、身体の奥から彼を感じる。
突き上げられる体、彼の息。
目をつぶっていたので彼の表情は読みとれないけれど、その分他の五感が研ぎ澄まされていく。

「もっと・・もっと奥まで来て・・蔵馬・・。」

昂ぶる互いの息遣いを暗い部屋の中一杯に感じている。
蔵馬の激しい腰使いに必死でついていく。

「もう・・駄目・・お願い・・・。」

これ以上したらおかしくなる。
もっと夢中になってしまう。

貴方に。
貴方なしじゃいきていけなくなるじゃないか。

「大好きよ・・蔵馬。・・きて・・・。」



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心地よい疲労感とともに訪れる眠気に襲われ蔵馬の背中に顔を押し付ける。

「ねぇ。」
「なんですか?」
「・・・このドスケベ。何処で覚えてきたんだか!!」
「あはははは。」
そりゃ男ですからね。と悪びれることもなく声をあげてわらう蔵馬に思わずぼたんも笑う。

「ねぇねぇ。」
「はいはい。今度はなんでしょう?」
「少し寝てもいい?」
「かまいませんが。」
「腕枕してよ。」
「はいはい。」

蔵馬の腕に頭を乗せて唇を鳴らしキスをねだる。
まだこの甘い伊雰囲気の中ならこうやって甘えられるような気がして。
蔵馬自身もこの雰囲気を楽しんでいるように見えたから。

「ねぇ・・蔵馬」
「なんですか?さっきからずっと聞かれてばかりですけど。」
「・・あたし・・体も離れられなくなったみたい。」
「それは光栄ですね。俺も貴女があんなに艶っぽいとは思いませんでしたよ。」
蔵馬がふざけたような顔をする。

「・・・蔵馬に逢えてよかった・・・。」

それだけいうとぼたんは深いまどろみの中へ落ちていく。
この人と今日この瞬間を迎えられたことだけに幸せを感じたまま。
先のことは考えなくていい。

「貴女が幸せなら、それでいい。」
眠りに落ちたぼたんの髪を優しくなで、やがて蔵馬もだるい体をベットに預けた。


□後書き□
わー!!!!どうした!!!自分。
途中からすごいむちゃくちゃなんですけどーー!!!!!
エロスが・・エロスがたりないお!!!
(でも18禁扱いにしましたがー。)
なんだかヤルダケwwぽくなってしまった・・・orz
ご め ん な さ い 。
もっとこう。。なんか。。エロスーー!!てのを書きたいよ・・・。
今日の私はこのくらいが限界。(そしてストーリーがない。)
文才くれーーー!!!